

個性なんてものはとても酷すぎて扱いに困るからこそ常識を習うのに「個性を出してごらん」という台詞はあまりに無責任な発言だ。学校でも家庭でも社会でも「個性尊重」「LGBTなどの異質なものとの共生」という言葉だけがひとり歩きしている。そして、そう訴える人こそほんとうのところでは(からだでは)ちっともそれを望んでいないという現実。私が個性を発揮した場合、だいたい肯定されることはまずない。(笑) それに究極な話、私に個性はないと思う。 オリジナルだと思っていても、誰かの真似であることがほとんどというか、全て。 本当のオリジナルはこの身体と脳なんだけど、実際そこはほとんどどうでもいいとされている。